野球肩・肘

各項目についての説明・対象者・原因・治療方法など

野球肩

野球肩は、繰り返す投球動作によって肩関節構成体が損傷されて、痛みを生じる障害です。発育期の野球選手にみられるリトルリーガーズショルダーは、過度の投げ込みにより利き腕の上腕骨の近位骨端線が離開する障害です。

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野球肘

野球をしていて、肘に痛みがあり、動きも悪いなどの症状があれば、野球肘が疑われます。
X線(レントゲン)検査やMRI撮影で診断します。野球選手の障害で最も多いのが「野球肘」で、当院でも2年間で約150人の野球肘とみられる患者さんが訪れました。

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テニス肘

外来で簡単に行える疼痛を誘発する試験(検査)で診断します。

いずれの検査でも肘外側から前腕にかけての痛みが誘発されたら、テニス肘と診断します。

1. Thomsenテスト
検者は手首(手関節)を曲げるようにして、患者さんには肘を伸ばしたまま検者の力に抵抗して手首(手関節)を伸ばしてもらう。

2. Chairテスト
患者さんに肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう。

3. 中指伸展テスト
検者が中指を上から押さえるのに抵抗して、患者さんに肘を伸ばしたまま中指を伸ばしてもらう。

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捻挫

受傷時の状態(関節がどのようになってケガをしたか)を詳細に知ることから始まります。

関節に直接力が加わったものか、ジャンプの着地で捻じったなど間接的な外力によるもの(非接触性のケガ、と呼ばれます)か、ケガのとき関節がどのような角度で、どちらの方向に動いたのかなど、受傷時の状態を教えてもらえれば、診断にとても役にたちます。

診察では、押さえたり関節に力を加えたときの痛みの場所や、(靭帯のケガにより)関節がゆるくなっていないかどうかの評価を行います。

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問診票(PDF)

事前にご用意頂くと、初診の流れがスムーズです。

印刷が可能な方は、以下のリンク先からPDFをダウンロード・印刷して、必要箇所をご記入頂き、受付にご提出下さい。

問診票(PDF)
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