投球ではアーリーコッキング期で、外転という腕を挙げる際に作用する筋肉です(三角筋とともに作用する)...
野球選手における棘下筋の重要性とトレーニング&ストレッチ方法 野球は肩関節に大きな負担がかかるスポーツであり、肩の機能を維持することが重要です。その中でも、肩甲骨に付着する棘下筋(きょくかきん)は、肩関節の安定性と動きにおいて極めて重要な役割を果たしています。 この記事では、棘下筋の役割とそのトレーニング方法について紹...
【はじめに】 野球選手にとって、肩・肘関節障害は多くの選手が経験しており、特に成長期の障害については、メディカルチェック等(野球肩・肘の評価項目)による早期発見の重要です。 そこで、当院でも実際に行なっているメディカルチェックを紹介します。 【メディカルチェックとは】 当院が行なっているメディカルチェックは、野球肩・肘...
【はじめに】 前回、「投球初期動作が及ぼす影響」で下半身の使い方やトレーニングを紹介したので、今回は、投球障害で多い肩関節周囲に着目してトレーニングを紹介していきます。 【投球障害の要因】 投球障害の要因は大きく3つに分けられます。 柔軟性の問題:練習の積み重ねによるオーバーユースで筋肉や腱、靭帯が硬くなり関節の動き...
【はじめに】 投球時に監督やコーチ、指導者に「体の開きが早い」「インステップになりすぎている」など指導をされた経験がありませんか?その原因には投球始めの下半身の使い方に問題があるかもしれません。そこで今回は投球初期の下半身の使い方に注目していきます。 【投球動作における5つの相】 投手のピッチングやキャッチボールで...
【野球肘の予防】外反ストレスに負けない肘を作るトレーニング 次の表は、『平成27年度 少年野球 (軟式・硬式)実態調査 調査報告書』からのデータです。 ご覧の通り、「今は痛くないが前に痛かった」と回答した選手が69.4%と、約7割もの少年野球選手が、これまでに肘の痛みを経験していることが分かります。 この痛みをガマンし...
はじめに こんにちは。今回は、野球肘の内側型に対するストレッチングやトレーニングを発信していきたいと思います。 因みに、ストレッチやトレーニングの方法はたくさんあるので自分に合う事を行うようにしましょう。 まず、ストレッチやトレーニングを行っていい基準ととしてセルフチェックを行った上で異常がない場合のみ推奨します。 下...
野球の怪我予防【セルフチェックで野球肩・野球肘を防ぐ】 次のグラフをごらんください。 8,354人の少年野球選手を対象に行われた大規模なアンケート調査 『平成27年度少年野球 (軟式・硬式)実態調査 調査報告書』からの引用です。 「少年野球選手の部位別痛みの発生率」を表したものですが、 1位は、「肘」(35.9%)、...
野球肘に対する超音波治療法 なかなか、"投げられない"とういう状況が続くと選手として不安を抱きますよね?少しでも早く良くなるために、この記事では、野球肘の早期回復に向けて当院でよく使われている超音波療法について紹介して行きたいと思います。 野球肘とは あまり、野球肘のことを知らない方のために、簡単に説明したいと思います...