野球投手にとっての僧帽筋下部の重要性 野球の投球動作には多くの筋肉が関わっており、その中でも「僧帽筋下部(そうぼうきんかぶ)」(図1)はとても重要な役割を果たしています。僧帽筋下部は肩甲骨の動きと安定性を支える筋肉であり、特に投手にとっては肩甲帯の機能を維持し、肩や肘の障害を予防するために欠かせない筋肉です。この記事で...
野球に重要【僧帽筋】|投手は僧帽筋下部線維の筋トレをしよう
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【はじめに】 今回は、投球動作に必要と言われている、前鋸筋について紹介していきたいと思います。 【前鋸筋とは】 前鋸筋とは、胸郭の外側に位置する筋肉です。肩甲骨を安定させ、腕を前方に押し出す動作や、肩を持ち上げる動作に関与します。また、深呼吸の際には肋骨を持ち上げる役割も果たします。筋肉の付着は、以下の部位になってい...
はじめに 今回は野球選手に必要な腱板筋群(インナーマッスル)の中で、肩甲下筋の役割やトレーニング方法を紹介していきます。 肩甲下筋の付着部 肩甲下筋は、肩甲骨の前面から上腕骨の前に付着する筋肉です。(図1) 図1 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateOb...
投球ではアーリーコッキング期で、外転という腕を挙げる際に作用する筋肉です(三角筋とともに作用する)...
野球選手における棘下筋の重要性とトレーニング&ストレッチ方法 野球は肩関節に大きな負担がかかるスポーツであり、肩の機能を維持することが重要です。その中でも、肩甲骨に付着する棘下筋(きょくかきん)は、肩関節の安定性と動きにおいて極めて重要な役割を果たしています。 この記事では、棘下筋の役割とそのトレーニング方法について紹...
【はじめに】 腰部障害の腰椎分離症と同じく、野球選手に多い腰椎椎間板ヘルニアについてです。実際に、現場の選手やクリニックに通院してくる野球患者さんも腰痛を訴える人が多いと感じます。そこで、今回は腰椎椎間板ヘルニアに対するコンディショニングについて発信していきます。 【腰椎椎間板ヘルニア】 腰椎椎間板は、腰の背骨に加...
【はじめに】 野球選手のスポーツ障害として、肩・肘関節の障害が注目されることが多いですが、腰部障害も決して稀ではありません。ある研究では、過去1年間の腰痛患者は553名中129名(23.3%)であり、学年別では小学生10.1%、中学生22.5%、高校生61.3%と学年とともに増加していると報告もあります。そこで、今回...
【はじめに】 野球選手にとって、肩・肘関節障害は多くの選手が経験しており、特に成長期の障害については、メディカルチェック等(野球肩・肘の評価項目)による早期発見の重要です。 そこで、当院でも実際に行なっているメディカルチェックを紹介します。 【メディカルチェックとは】 当院が行なっているメディカルチェックは、野球肩・肘...
【はじめに】 今回は、野球の動作には欠かせないスイング動作について発信していきます。バッティングにおいて、長打率を上げるために必要な要素として、スイングスピード(ヘッドスピード)とミート率があります。ミート率は、日々の練習などの反復練習が必要になり、スイングスピードをアップさせるには、反復練習はもちろん、身体的な要素(...
【はじめに】 先々月(6月号) の記事の続編で試合当日・試合中の食事の取り方や、食事の種類を紹介していきたいと思います。また、試合後の早期のリカバリーに必要な食事はどのようなものなのかを紹介できたらと思います。 【試合当日・試合中の食事】 試合当日の食事も基本的には「高糖質、高タンパク質、低脂質」が好ましいとされていま...