野球選手に重要な股関節機能 「外旋と内旋」編 今回は『内旋(ないせん)』『外旋(がいせん)』の動きについて紹介していきます。 図1 投球動作は「並進運動」と「回転運動」が複合的に行われている 並進運動とは、捕手方向に横移動する動きです。軸足で立って踏み込み足が地面に着地する直前までの間の運動です。(図2) 回転運動とは...
野球選手に重要な股関節機能 「外旋と内旋」編
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【はじめに】 今回は、投球動作や打撃動作で起こりうる肋骨疲労骨折について発信していきたいと思います。 【肋骨疲労骨折とは】 肋骨疲労骨折は、全疲労骨折の約3%であり、稀な骨折となります。野球などのオーバーヘッドスポーツでは、12対の肋骨がある中で第一肋骨の疲労骨折が多いとされています。(図1)※3)のp 433より編集...
今回は自宅でできる簡単で負荷の少ない下肢トレーニングを7つご紹介していきます。 運動のやり方は動画内にて説明していますので、それを見ながら一緒に運動をやってみましょう! 下肢を鍛えることで変形性膝関節症などの予防にも繋がります。 まずは太もも前側のトレーニングです。 次に太もも内側のトレーニングです。 最後にお尻のト...
野球選手に超重要な股関節機能 「内転と外転」の巻 以前の記事では、股関節機能のうち「屈曲」と「伸展」についてお伝えしました。 >「屈曲と伸展」機能についての記事はこちら 今回は、「内転(ないてん)」と「外転(がいてん)」に注目していきます。(図1) (図1) 股関節の「内転」「外転」の機能をみるテスト 次の2つのテスト...
野球選手に超重要な股関節の機能【屈曲と伸展】 股関節は骨盤と大腿骨をつなぐ、身体の中で最も大きい関節です(図1)。 関節の周囲は強い靭帯で取り囲まれています。そのため股関節は人間の約5倍もの重さがかかる荷重関節でありながら、安定性に優れ、最も摩擦しにくく脱臼しにくいという優れた特性をもっています。 ですから、スポーツ選...
リトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線離開)の治療期間・リハビリ・ストレッチ・トレーニング 成長期の野球選手においては肘障害の発生頻度が圧倒的に高く、肩障害は比較的まれですが、肩障害の代表的なものとして、繰り返す投球動作によって生じる上腕骨近位骨端線離開(リトルリーガーズショルダー)が挙げられます。 10歳~15...
【はじめに】 今回は、野球の動作には欠かせないスイング動作について発信していきたいと思います。因みにみなさんは、スイングスピードを速くするためにはどのようなことを意識していますか?私も昔は野球をかじっていましたが、スイングスピードの速度を上げる為に何かを行っていたかというと、そんなに思いつかずひたすら素振りを行っていた...
【はじめに】 高校野球もプロ野球と同様に、オフシーズンが存在します。例年、12月1日~3月5日前後までをオフシーズンとします。この期間は、対外試合禁止期間にあたるため練習試合を行う事ができません。理由として、地域格差の解消や肩や肘の故障対策が挙げられます。しかし、走り込み中心のメニューが多いため下肢の肉離れや裂離骨折が...
野球選手の肩外旋筋筋力低下を予防する「棘下筋&小円筋トレーニングとストレッチ」 肩関節 外旋筋(棘下筋・小円筋) 図1の赤線で囲われたイラストは、投球動作のなかの「レイトコッキング期~フォロースルー期」と呼ばれる瞬間です。 図1 この「レイトコッキング期~フォロースルー期」で重要な筋肉は、「棘下筋(きょくかきん)」と「...
野球選手の棘上筋の鍛え方|肩が痛い場合のリハビリにも効果的 棘上筋(きょくじょうきん)、弱くなっていませんか? 図1の赤線で囲われたイラストは、投球動作のなかの「アーリーコッキング期」と呼ばれる瞬間です。 この「アーリーコッキング期」で肩を上げる「外転動作」では、主に「棘上筋(きょくじょうきん)」や「三角筋」という筋肉...